2020年04月09日

健康寿命を延ばそう!「健康投資」こそがコスパ最強の投資という考え方

健康投資

平均寿命と健康寿命

2019年3月に厚生労働省が公表した「健康寿命のあり方に関する有識者研究会報告書」によると
2016年時点の平均寿命は男性80.98年、女性87.14年でした・・・
一方同年の健康寿命(日常生活に制限がない期間)は男性72.14年、女性74.79年で
平均寿命と健康寿命の差は男性8.84年、女性12.35年でした
つまり平均寿命と健康寿命には10年前後の「不健康な期間」があるのです。

不健康な期間は満足に働けないだけでなく医療費がかさむ可能性が高いため、

この期間をいかに短くするか健康投資のポイントになるんです

世界でもトップクラスの長寿国として知られる日本ですが、もちろん長寿であることは

素晴らしいことですけどね・・

しかしその内訳として「健康寿命をどれ長くできるか」が資産形成にも深く関わってくるんですよ

医療費というコスト

厚生労働省が公表している「生涯医療費」という指標があります・・

こちらは人間が生まれてから亡くなるまで総額でどれだけの医療費を使うかをまとめた概算値です

2017年の生涯医療費は、なんと約2,724万円にもなるんです

さすがにこの全額をコストカットすることは不可能です・・・

しかし健康投資を行うことで医療費を圧縮し高い節約効果が期待できますよね

健康投資の目的はお金の問題だけではありません・・・

健康でなければ満足に仕事を継続することも大変になったり余暇を楽しんだりすることも

難しくなるんですよ

こうした見えないコストを含めると「不健康な期間」が長いことがいかに人生において

マイナスであるかが理解できるのではないでしょうか?

例えば「老後にセカンドライフを楽しみにしていた」「老後資金を堅実に貯金してきた」といっ

場合でも老後間もなく病気になってしまったのでは幸福な晩年を過ごすことができなくなりますよね

コスパ最強の投資「健康投資」のススメ

健康を獲得するためには、「予防」「治療」という2つの概念があります

両者のうち圧倒的に低コストなのは予防ですよ

健康維持には「食事のバランス」「規則正しい生活」「適度な運動」という

普遍的な価値観があります・・・

しかしこれらはすべて日常生活の中で手軽に取り組めてお金があまりかからないものも多いでしょう

病気になってしまうと医療機関のお世話になりますが健康維持は「医者いらず」なんですよ

目指すべきは病気の予防であり、それができれば健康寿命を延ばすことが期待できます・・・

29年2月に経済産業省が公表した「予防・健康づくりの意義と課題」によると

G7を構成する先進7ヵ国を比較すると2015年度に最も健康に投資をしているのは

カナダ(289米ドル)です

2位以下は米国(276米ドル)、英国(215米ドル)、ドイツ(157米ドル)、イタリア(132米ドル)

と続きます・・・

日本は122米ドルで6位という位置で支出額を見ても2位の米国ですら日本の2倍以上ですよ・・

同じ先進国であっても国際的水準で俯瞰すると日本人は「健康を守るために投資をする」という意識がまだ低いといえるでしょうね・・・

もちろん国もこの状況に手をこまねいているわけでは、ないんですよ・・・

健康長寿社会の実現に向けてさまざまなアクションを起こしています

例えば公衆衛生環境の向上や受動喫煙の防止、生活習慣病の予防促進などこれらはすべて

健康寿命を長くする目的を帯びたものなんです・・

国としては医療費の抑制の目的もあるでしょうが健康寿命を延ばすことは国民にとって

幸福な老後を過ごすためにも共通の利益といえますよ

生活習慣の改善はお金をあまりかけることなく健康寿命を延ばすことにつながる

コスパの高い健康投資の一つといえるでしょうね

「日々の心がけや行いが健康増進だけでなく資産形成にもつながる」という長期的視点や
意識を持てば健康投資を行うモチベーションも維持しやすいのではないでしょうか?
これからも運動とかを取り入れて元気で過ごさなきゃいけないね・・・

「ZUU」引用
https://zuuonline.com/archives/212334








rkg56tuxbnv9shqjw0me at 00:00コメント(0)健康  

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